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金沢大学 > 自然科学研究科 > 博士前期課程 > 電子情報学専攻
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NPCL -Matsubayashi Lab.-

-Networks and Parallel Computation Laboratory-

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■ Research

現在、インターネットや携帯電話などにより情報通信が発達していますが、 それらの基盤となっている技術がネットワークです。 今後もネットワークの利用者は増え続け、扱われるデータサイズも増大してゆくと 予想されます。 そのため、効率的なネットワーク構造や通信方式を設計すること、また 設計したネットワークを浪費せず、効率的に利用する アプリケーションや計算方式を考えることは重要な課題です。

ところで、インターネットは非常に馴染み深いネットワークの一例ですが、 もう少し広い意味で、 人や物たちが何かの媒体の上で情報や何かを やりとりするために結合していれば、 そこにはネットワークがあると考えることができます。 並列計算機やVLSIや道路交通網やwebのリンク関係も ネットワークの枠組で捉えることができます。

当研究室では、離散数学やアルゴリズム論をベースにして、 主にネットワークトポロジー(構造)の観点から 広い意味でのネットワークの効率について探求することを目指しており、 現在は次のような課題に取り組んでいます。

ネットワーク上の分散データ管理・制御

ネットワーク上に冗長的に構築される各種サーバーシステムや 分散共有メモリ方式の並列計算機システムにおける、効率的な データ管理について研究しています。 (さらに詳しく)

ゲーム理論的観点からのネットワーク設計

ゲーム理論では、 各プレーヤー(ユーザー)は全体の利益よりも 自身の利益を最大化しようとすることが前提とされます。 このような前提の下で、効率的に機能するネットワークトポロジーについて 研究しています。 (さらに詳しく)

異なるネットワークの効率的なシミュレーション

AとBの2つのネットワーク構造があるとき、どちらが良い構造なのかを どうやって決めたら良いでしょうか。 もしAがBをシミュレートできたなら、AはBの代わりができるわけですから、 少なくともAはBより悪くはないと考えることができます。 様々なネットワーク同士のシミュレーションについて考えます。


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